いよいよ規制が厳しくなります

★先日、磁気活性水が販売中止になりました。
 水のクラスターが小さくなり、水が活性化し、塩素やトリハロメタンなどの
 有害物質が軽減されるという商品です。

★インターネット上には、未だに「マイナスイオン効果」を謳った商品が
 多くあり、イメージ販売の恐ろしさを感じます。

全体主義という言葉があります。偏った思想に多くの人が賛同し
 それが正義になっていくことです。
 かつて日本も軍国主義の時代がありました。
 ドイツではヒトラー率いる軍国主義全体主義になっていきました。

★敗戦によって、日本の主義は資本主義へと変更し、かつての思想は
 過去のものとなりました。

★健康産業で「身体に良い」とされる商品のイメージは、漠然としながらも
 ほとんどの方のイメージが同じであることを感じています。
 イメージに支配された観念は、なかなか変更することが難しく
 その結果、相変わらず「マイナスイオン」という言葉が世間を闊歩しています。

★磁気活水機もどれだけ世の中に普及したのかはわかりませんが、
 全くの似非科学であり、それを学者があたかも、科学の様に説明し、
 論説し、イメージを植え付けて売りまくりました。

★日本の水道水がいかに危険かをデータを示して、それを改善できるのが
 磁気活水機というわけです。しかし、日本の水は世界の水と比べても
 安心な水なのです。ペットボトルの水を買う人が多くなりましたが、
 まさか、料理全部にその水を使う人はあまりいないと思います。

★日本の水道水が危ないなら、料理に使っても危ないはずです。
 トリハロメタンなど、ヨーロッパのデータと比較して、日本の
 水が危ないという人がいますが、データの取り方に違いがあり、
 日本の場合、最も厳しい基準でデータを取っています。

★データは、その人の思惑であたかも事実らしくみせることが
 できます。専門家の意見にも気をつける必要があります。
 「・・・大学教授」など、名前だけで事実が歪曲されたり、
 業者との癒着であたかも事実の様にしてしまうのです。

 全体主義で物事をとらえず、自分の目と耳で確認する
必要がありますね。全部を疑ってみるのもつまらないですけど・・・