ステロイド
元気ですか?
お店が始まって、早1ヶ月。まだまだ岩盤浴未体験の方が多いのですね。
岩盤浴未体験の皆様! 「一度行ってみたい」ではなく、本当に足を運んで、気持ちよさを体感してください。想像と全く違うと思いますよ。
さて、アトピー性皮膚炎。厄介ですね。
まずアトピー性皮膚炎は皮膚の修復機能が衰えていて、特に皮膚の保湿性に問題があります。皮膚の保湿ができなく、普通の人の2〜3倍の速さで皮膚の水分が失われます。
皮膚病を持たない人でも冬の乾燥時期には身体中が痒くなる事がありますよね。これも皮膚の水分が失われている状態なのです。
アトピー性皮膚炎の人でも、自分の病気や、もらっている薬についての知識に乏しい人が多いのが現状です。アトピー性皮膚炎の人がもらう塗り薬のほとんどが「ステロイド剤」です。副腎皮質ホルモンを刺激して、炎症を起こした皮膚を強制的に治してしまいます。
これはこれで、アトピー性皮膚炎の方にとっては、手放せない大切な薬です。しかし、強制的に治癒を繰り返すと、人間の皮膚は自己治癒を怠り、自己治癒力が衰えてきます。
実は、岩盤浴の汗は「究極の乳液」と言う人もいて、普段の汗とは全く違う質の汗です。アトピー性皮膚炎の人は、とかく「汗をかく」ことを嫌いますが、岩盤浴の汗はサラサラ汗ですので、皮膚の保湿性を増します。
保湿を保つ為に、お風呂後や岩盤浴後に、オイルを塗ると、保湿が保たれます。
アトピー性皮膚炎の命題は「保湿」です。炎症を抑えるのはステロイド剤。炎症は更なる悪化の原因になりますので、「ステロイド剤は副作用がある」と言って我慢しない様にして下さい。
お医者様のアドバイスは大切ですが、それを鵜呑みにせず、「この薬はどんな薬ですか?」と聞いて、正しい知識を身につける事が大切かと思います。
最後は人間の自己治癒力です。炎症がおさまっているのに、更にステロイド剤を塗っても、治癒する訳ではないのです。
ラジウム鉱石浴がアトピーに効果を発揮しているのは「炎症を抑える作用」「治癒力を向上させる」この2つにあります。
「自分の身体が自分を治す」これしかありませんね!
写真はハイルシュトレンストーンの家庭用ベッドです。