商工会議所

今日は商工会議所の方と話しをしました。

多摩市ではゴミを有料化にするかどうか一番の関心事になっています。

「ゴミを出すモラルに欠ける」
「ダストボックスに子供が入っていたのを気がつかず、トラックの粉砕機で死亡事故があったので、それ以来ダストボックスは撤退した」
「分別の種類が増えている」
「ゴミの軽減を啓蒙活動している」

などなど、お役所も大変です。

ここ数年、ゴミの出し方、分別方法など、過剰反応では?と思うほどうるさい社会になっています。
うるさい社会=ゴミの出し方は年々、面倒になっています。

例えば、ダストボックス。これは画期的で便利なシステムでした。
カラスにゴミを荒らされないし、家庭ごみを家に置かないで、直ぐに捨てられた。など便利でした。
回収方法も合理的で便利だったはずです。

ダストボックスでのお子さんの死亡事故は悲しむべき出来事ですが、「だから撤退する」という考え方ではますますゴミ処理が不便になっていきます。何か事故があったから辞めてしまう、という発想ではなく、お子さんがダストボックスに入れない構造にするにはどうするべきか? という議論はなかったのでしょうか?

分別ゴミは実はナンセンスな事なんです。ドイツでは高温釜でゴミ処理する為、分別の必要がありません。ダイオキシンの問題も高温処理であれば、何も害はありません。
こうしたゴミ処理技術は存在しますが、「コストが高いから」という理由で、くだらないランニングコストに無駄が生じているのが現状です。

ゴミ処理になるべくお金をかけない方法はイニシャルコストをかけて、ランニングコストを軽減させることです。
分別ゴミをやめ、ダストボックスを復活させ、もっと知恵を出し合って、便利なゴミ出し方法を考えるべきなのです。

不便なゴミ出しは不法投棄を産み、無駄な啓蒙活動に費用を労し、結局、解決しないというスパイラルを作り出すだけとなります。

お役人の皆様、発想転換は無理でしょうか?