新しい老後生活

今、アメリカの65歳以上の就業率が急上昇しています。

 10年前の65歳以上の就業率は10%代だったそうですが、今や、30%を超えているそうです。

 「お金に困って働いているのでは?」という声も聞こえてきそうですが、お金に困ったという理由だけでは、ここまで就業率は上昇しません。

 アメリカ人の労働意識、ライフスタイルが変化しているそうです。

 先進国のほとんどが少子化、高齢に加え、人口減少に社会構造が揺らいでいます。そんな中、アメリカだけは少子化状況にはなく、世代構造の悩みがありません。

 そんな中、65歳以上の就業者が増えているのは、「働く」事への意識変化と言って良い様です。「働くことがお金の為ではなく、子育てに必要なわけでもなく、贅沢に使うためでもない」そんな働き方が増えているそうです。

 先日、日野原先生の事をブログに書き込みましたが、先生の様に、日本人もこうしたライフスタイルが増えて良いのではないでしょうか?

「働くことを楽しむ」これがアメリカで増えているライフスタイルです。

私の知る限りですが、高齢で働いている方のほとんどがイキイキとして魅力的です。会社経営者、税理士、動物園の掃除係、農業、様々な分野で活躍している65歳以上の知り合いは皆さん、お元気です。

反面、会社をリタイヤして、3年、5年、7年。年月を積み重ねる毎に衰えていく姿も見ています。特に男性の高齢者は社会から離れてしまうと、衰えが早い気がします・・・

65歳以上の人口が700万人を突破した日本の人口構造。
日野原先生の様に、90歳を超えてもなを現役でいられる精神と肉体を維持したいものですね。

「長生きしなくて良い」なんて言う人がいますが、それは老人=衰え がイメージされているからではないでしょうか? 老化していけば衰えるのは、自然の摂理ですが、心のあり方で、衰えは美しくもある事を、日野原先生がケーススタディとして、教えて下さっている気がします。

弊店がコンセプトにしているラドンセラピー、自力整体など、病気になりにくい身体作りに健康保険が適用できれば、健康保険のトータルコストは抑えられるのではないでしょうか?

 年間3万人が自殺する国は日本だけです。異常事態です。老人の自殺も増えています。異常です。社会と繋がる。これはとても大切なライフスタイルだと思います。