トモセラピー

suzuri03032007-10-04

医者を批判したり中傷したりするつもりはありませんが、医者を神格化したり、絶対的な知識人とも思っていません。医者も人です。国家試験を突破しなければ医師にはなれません。医療は日々変化していますので、最新医療について日々勉強しているのか、患者さんに対してカウンセラーができるのか、こうしたことが重要かと思います。

 唐突な文章から始まりましたが、今日は「トモセラピー」(癌の放射線治療)を紹介したいと思います。

★国民の2人に1人はガンになる時代です。「自分は大丈夫」と思ってもいつ何時、ガンを宣告されるかはわかりません。今や、ガン治療には様々な治療方法が開発されていますが、いざガンを宣告されれば、ほとんどの場合、ガンの部位を切断するという手術が行われます。

★例えば、乳ガン。ある日突然、「乳ガン」を宣告されたら、どんな思いを巡らせるでしょうか? すぐに想像するのは「死」でしょうか? しかし、乳ガンそのもので死を招く事はないのです。しかし、医者が選択する、ほとんどの乳ガン治療は「切断」です。乳房を切ってしまうのです。

★身体の一部を切るという事は、身体のバランスを失うと共に、精神的な苦痛も伴うのです。切断しなくても良い治療方法があっても、医者が「切断」と判断すればほとんどの患者さんは、医者の言葉に従います。

★トモセラピーという最新の放射線治療方法があります。X線でガン細胞を特定し、その部位だけに、γ線放射線を照射する方法です。ほとんどの方が想像する放射線治療は「髪の毛が抜けたり、嘔吐したり」と大変なイメージが付きまといますが、トモセラピーはガン細胞だけに照射するため、患者さんの負担が軽減されます。

★この方法であれば、身体を切らないで治療が可能になります。但し、この治療には数百万円の治療費用がかかります。しかし、安価で成果の高い「胎盤治療」という方法もあり、今や、ガン治療は、どこの部位でその位の進行状況か、予算はどの位なのか? オーダーメイドの時代なのです。

★しかし、残念ながら、ほとんどの医者は「切断手術」を選択します。患者に選択肢がないかの様にです。

★これからは、身体を切断しない、免疫治療が主になると言われています。免疫治療はもともと東洋医学の考え方です。対処療法を否定するつもりはありませんが、人間の自然治癒力に勝る治療方法はないのです。

★ガン細胞は日々、誰の身体にも出来上がる、いわば自分が作っている変異な細胞です。外敵が身体に入るのではなく、自分が作り上げた変異細胞です。このガン細胞を攻撃する身体作り、精神作りが肝要であり、なるべく対処療法に頼らない治療方法を選択したいものですね。