体温の話

★以前のブログで『体温』の事を書きましたが、またまた、この重要性について書きたいと思います。

★今、定年層、特に小学生の低体温が多くなっています。そもそも小学生は「子供は風の子」。寒さに負けず、昔の子は半ズボンで駆けずりまわっていたものです。中には、真冬でも、半そで、半ズボンなんてツワモノもいたものです。

★今は、そんな子、ほとんど見なくなりました。冬は暖房、夏は冷房、寒い冬でも「風邪ひかない様に大切に大切に育てる」このことが低体温を招いているという説もあります。

★子供たちの体温。夏のプールでは必ず体温を計るのですが、これは熱がないか調べるために行っていますが、何と、熱どころか低体温つまり36℃以下の体温の子供が多くいるそうです。

★人間は生き抜くために、自らが体温調整を行っています。「風邪が原因で熱が出るのではなく」、正確には「風邪の菌を排除するために、身体が熱を出している」のです。

★ここからは自説ですので、流して読んで下さい。「風邪をひかない様に厚着をする」だから風邪をひきやすくなる。「インフルエンザにかからない様に予防注射をする」だから虚弱な体質になる。「風邪をひいたら風邪薬を飲む」だから風邪に弱くなる。・・・・とこんな風に考えているわけですが、皆様はどう思いますか?

★先日、ブログで紹介した師岡医師は「風邪薬を飲んだことがないです。薬を飲むから弱くなるんです」との事。ドイツのベルリンの壁崩壊する前、東ドイツと西ドイツに分かれていた時代、西ドイツの子供たちはアトピー性皮膚炎に悩む子供が増えたそうです。東ドイツアトピー性皮膚炎にかかる子供はほどんどいなかったというデータがあるそうです。師岡先生に確認したら「その通り」とのこと。「子供たちを極端に大切に育てる事」はかえって子供たちを貧弱にしてしまうということだと思います。

★「子供は風邪の子」多少の薄着が子供を逞しくします。子供には子供の世界があり、大人には大人の世界があります。いつからか、大人と子供の世界観に線がなくなってきた気がします。

★最後に一つ。昔の子供はシャワーがなかったので、よくお風呂につかりました。「イチー ニー サン シー ゴー」100数えないとお風呂から出られないよ〜
お風呂できちんと温まる事を教わりました。これも低体温を防ぐ、一つの知恵だった様に思います。シャワーだけのお子さんは一度体温を計ってあげて下さい。
低体温は全ての病気に繋がるといわれています。お風呂は大切です!!

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