耳の話し・・・

今日のテーマは耳です。

日本人はなぜ、英語が苦手なのでしょうか?
特にヒアリング。もし、道端で外国人に英語で話しかけられたら、
ほとんどの日本人が引いてしまうでしょう。
そうですよね? ウィッキーさん!(若い方はわからないかもしれません・・ベッキーさんではありません)

★日本語は世界的にとても特殊な言語です。
 全ての発音が母音に起因しており、一語一音という特徴です。

★例えば、♪さくらさくら♪ を歌にすると、さ・く・らで3音使います。
 では、クリスマスやってみると、ク・リ・ス・マ・スと5音使います。
 ドレミファソにあてはめて「クリスマス」と歌ってみて下さい。
 一語一音ですね。

★さて、Christmasになるとどうなるでしょうか? 英語曲を聴くとわかりますが、Christmasで一音。
 けして早口ではないのですが、日本人にとって、一音にChristmasでは、早くてよくわかりません。
 これが「I still have to buy Christmas presents for my family」 となれば、これは、もう・・・
 どうしましょう?

★ネイティブは上記の文章を一呼吸でつなげて発音します。これが日本人にはやっかいですね。
 英語には無音の音があり、カタカナ発音はしません。一フレーズ一音ですので、ごにゃごにゃと発音
 するのが特徴です。

★しかし、このごにゃごにゃ発音は世界的には、普通で、むしろ母音に起因する発音の日本語が稀有な存在です。
 面白いのは、英語圏の人と日本人が、同じ音楽を聞いても、聞こえる音が違うことです。これは言語の違いだと言う人もいます。

★これとはちょっと違いますが、色の種類は、日本が世界で一番多いそうです。外国人と日本人では見えている色にも違いがあるのかもしれません。赤は1色ではない様に、微妙な身体の違いが面白いですね。