介護

4日ぶりです。こんにちは。木野です。
今日は気持ちよく晴れました。
昨日は久しぶりの早番で、晩御飯はスパゲッティあっ、いえ、きのこのパスタとクリームシチューだ!
と楽しみにしながら帰りました。シーザーサラダまで作って、お酒を飲み飲み、家族でおしゃべりをしながら食事をしました。

ところが大変なことがおきました。
父だけは先に食事を済ませて、お風呂に入っていました。でもなかなか出てこなくて、気がつくともう一時間近く入っているのです。30分程たった時、母が様子を見に行ったところ「大丈夫だ」と言っていたそうなのですが、気がついて、あわててお風呂場に行くと、のぼせて、息も絶え絶えでした。

父は糖尿病で、関係があるのかはわかりませんが、以前にも何回かそういったことがありました。がんこな人で、のぼせて足がたたないのに、「大丈夫」を繰り返しヘルプをしません。でも全然大丈夫じゃないのです。頭にきます!身体の小さな人ですが湯船は一段下だし、立てない人を持ち上げるのは容易なことではありません。

すぐに引き上げて大事には至らなかったのですが、母だけだったらと思うと・・・

ちなみに湯船で倒れた場合、とりあえず溺れないようにお湯を抜くのがいいそうです。それから引き上げるのです。
幸い兄がいて、引き上げてくれました。
タオルで覆って椅子に座らせて、少しずつ水を飲んだらだんだん落ちついてきました。

以前にも何回かそういうことがあったのですが、しばらくなかったので油断していました。

その後、兄がこう言うのです。「つらくなかった」と。
前にテレビで古武術の先生が言っていたことを実践したら、負担なく持ち上げられたそうなのです。

介護は介護をする人が身体を痛めてしまう苛酷な面があります。
起き上がらせたりするのでさえ、大変なことです。
それが、ちょっとの「こつ」で双方の身体に負担をかけずに出来ると言うのは凄いことです。人間の身体の力点をうまく利用するのだそうです。

その日は食後、寝ている人を簡単に起き上がらせる方法や、座っている人を立ち上がらせる方法を兄が教えてくれました。母と交代でやったのですが、「座っている人」の方は難しくてできませんでしたが、「寝ている人」は簡単にできました。

普通、寝ている人を起き上がらせる時はどうしますか?
頭の下に手を入れて腕の力で持ち上げますね。その手は頭を抱え込むように、手のひらを上にしますが、反対にするのです。
手の甲を上にして、頭の下に入れます。もう一方の腕を寝ている人の身体の向こう側につき、顔は起こす方向に向けて手の甲をいっきに持ち上げるのです。
そうすると、すっと簡単に起き上がります。2人とも負担なくです!
やってみて下さい!

その他、又このブログでくわしく紹介しますね!
これから冬になると老人のお風呂場での事故が増えるので気をつけなくてはなりませんね。
私もきを付けます!