特集:癌について考えてみましょう その4

癌について考えましょうその4になりました。

★さて、今日は緩和治療について考えたいと思います。昨日も少し緩和治療について書きましたが、今日は具体的に書きたいと思います。

★緩和治療の目的は
 ?痛みを緩和させる
 ?不快感を解消する
 この2つです。

★たったこれだけのことですが、これには相当な技術と経験が必要な様です。もし、あなたがガンになったとしても、それが、最悪な状態だったとしても、痛みがなく、不快感が解消されるなら、どうでしょうか?
 あなたには選択肢があります。
  
   ?痛みを我慢する
   ?痛みを緩和させる
 
 こんな単純な選択でも、意外に痛みを我慢する傾向があるのです。考えの固執とは恐ろしいですね。

★緩和治療で有名なのがモルヒネですが、これがなかなか投与のタイミングと量が難しい様です。欧米では緩和治療の専門医がいますが(勿論、日本にもいますが、本当に少ないのです)日本で緩和治療の専門家にお願いできるのは確率的に難しい様です。

★量が多ければ、勿論痛みは和らぎますが、眠ってばかり・・・あるいは、幻覚がひどいなど副作用もあります。さじ加減が人によって、体調によって違うので経験と技術が必要の様です。

★治療も大切ですが、できれば辛い病気が緩和されるなら、緩和されることを選びたいですね。

 我慢は禁物!!