特集:癌について考えてみましょう その5

暑い日が続きますね。

さて、ガンについて考えましょうその5となりました。

今日のテーマは『延命』です。

昨日は、緩和治療について書きましたが、今日はこのテーマです。

★ガンは完治させるか、緩和治療するか、延命するか、この3つの選択肢があります。
 場合によっては、年配者に手術を勧めることは酷な場合もあります。
 手術に耐えられない体力の状態で、ガンを手術しても、それが逆効果になる場合もあります。

★これも本人の選択肢の一つだと私は思います。

★そもそもガンの半分は治る時代です。日本のガン治療はあまりにも選択肢が少なく、本人の意思が反映される事が少ないのです。

★考え方によっては、ガンはとても幸せな病気と言えます。ガンにもよりますが、ガンを発症すれば、家族や友人と静かに余生を過ごす可能性も残しています。「半分は治るということは、半分は死ぬということです」。全ての人に死は訪れます。

★もし、今日、交通事故で死んでしまったら、家族と友人と話しすることすらできません。何かを書き残すこともできません。死を意識することは、生きることを実感することでもあります。生きているからこそ、自分のガンについて選択肢を広げ、何が一番良い方法なのか、選択する権利があります。

★私の知る限り、ガンの経験者は間違いなく、健康に気をつける様になります。それは未経験者の「健康に気をつける」という言葉だけのものではなく、固い意志によって毎日を生活しています。
 こうして考えると、ガンはある意味、『生きる』ことへの警告でもあります。

 交通事故にあって死んでしまっては、警告する受ける事ができません。ガンはイエローカード・・・