特集:癌について考えてみましょう その13

癌について考えましょうもいよいよその13になりました。

癌についての特定の病気に関するブログはこれを最後にしたいと思います。
ご要望があれば、またまた新情報など書きたいと思います。

★今日のテーマはガンへの心構えです。
 私の父は、すい臓がんを宣告され、その後、2年経過して亡くなりました。
 先にも書きましたが、「余命3ヶ月」を宣告され、それでもなを2年生き抜きました。

★ガンは誰でも、なる病気です。命の期限を宣告されるものでもなく、病名については、しっかりと医師から聞く事が大切だと思います。「・・・ガン」になったからといって、病名を嘘ついたり、「すぐに退院できる・・・」という様な、現実と違う事を本人に知らせるというのは、一昔前のやりかた。

★それよりも、ガンに対するイメージを、病気になる前から、きちんと認識する必要があります。もしあなたが「糖尿病」だったら、家族が病名を嘘つくでしょうか?「胃がん」なのに「胃潰瘍」こんな知らせ方をしないと思います。

★糖尿病だって、ガンに負けず劣らず怖い病気です。でも気をつけていれば、身体を知れば、何とか付き合っていける病気です。ガンも同じです。「でもガンによって死ぬかもしれない・・・」という心配。こうした恐怖心こそ病気の大敵なのです。

★人間は恐怖に対して、適切な行動をとるとは限りません。恐怖に対して、自害することもあります。恐怖はいつでも幻想であり、心が決めることなのですが、恐怖によって、イメージしていることよりも、もっと恐ろしい行動を取る事があります。人間は皆死ぬのです。ガンの生存は、2人に1人。脳梗塞や心臓発作の様に、何の前触れもなく、いきなり死ぬことはほとんどありません。

★恐怖心は、ガンを宣告されなくても抱く人はいます。「もしガンになったらどうしよう・・・」「もし・・」「もし・・・」これを言ったら心の中が恐怖心だらけです。だからと言って意味のない前向き発想も困り者です。「自分だけはガンにならない」普段、そう思っていなくても、深層心理の中で何となく、自分だけは、ガンにならないと思っている人も多いと思います。

★恐怖心に恐怖心を上塗りする心配性は、自らの身体を蝕みます。本当の強者は恐れを知る(ゴルゴ13)そうです。ガンを必要以上の恐れず、ガンの恐れを知る。これぞガンの心構えなり!

 恐怖は心が決める。