トップアスリートは長生きなのか?

北島康介選手、2大会連続2種目金メダルおめでとうございます。

そして日本国民の皆様、おめでとうございます。

★普通の人には、とてもとても経験できない、トップアスリートだけが知る領域。特に、北島康介選手の様に世界新記録を打ち立てた人だけが知る領域。これは、天才+努力によって培われた領域なのだと思います。これはもう、経験した人しかわからない領域なのでしょうね。

★運動は身体に良いというのは、誰もが知るところですが、適度を通り越して、トップアスリートの運動量は、並みの運動量ではない事は確かだと思います。興味深いのは、こうしたトップアスリートの健康状態です。一説によると、人間が心臓をビートする数が決まっていて、適度にビートしないと、これはこれで身体に悪く、過度にビートした場合、長生きしないという説を唱える学者がいます。しかし、この手の説は、仮説段階であり、これを立証するには膨大なデータが必要で、今の所は何とも言えません。

★一人一人が、何回、心臓を動かしたか、それはわかりませんね。トップアスリートの場合、人によっては、心臓の鼓動が極端に遅い人がいます。高橋尚子選手がその典型ですが、普通の人の半分しかビートしていないそうです。これは医学の常識でいえば、心臓に何らかの負担があり、不明の病気です!ということになりますが、病気の人がマラソンの金メダルは取らないですね。彼女は、特異な体質なので、過酷なマラソンに耐えられるのです。車で言えば、排気量6000CC、1000馬力。だからピストン運動を少なくして、走る事ができると言ったところでしょうか?

★「適度な運動」と言いますが、「適度な運動とはどのくらいなのか?」という観点で適度を検証した人はいないのでしょうか? 運動が足りないというのは何となくイメージできますが、過度な運動と言われても、イメージできません。

★水泳選手の場合、引退後も水泳を継続している人が多い様ですが、種目によっては、引退後、全く運動しないなんて選手もいます。木原美智子さんが、若くして亡くなったことを考えると、過度な運動は身体を蝕むことは、本当かもしれません。

川上哲治さんの様に、長寿でしかも、高齢になってもなを、ゴルフスコアーが高い身体能力の人もいるので、トップアスリートの寿命については何ともいえません。

スポーツ関係者の皆様、「適度な運動」について、ご意見頂けないでしょうか?